宝石図鑑 〜誕生石の秘密〜 > 10月の誕生石

オパール(蛋白石)

オパール(蛋白石−opal)
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特徴
・鉱物の一種であるが、宝石として扱われ、10月の誕生石とされる
・和名は蛋白石(たんぱくせき)
・石言葉は、「希望・潔白」
・透明〜半透明の宝石で、ガラス光沢・樹脂光沢をもち、無色のものから乳白色、褐色、黄色、緑色、青色と様々な色のものがある。まれに虹色の美しい輝きを持つものも存在する


由来
 名前の由来は、ラテン語の宝石を意味する『opalus(オパルス)』ですが、その『opalus』という言葉自体が、古代サンスクリット語で宝石、貴重な石を意味する『upala(ウパラ=ウパーラともいう)』から派生した言葉です。


性質
・モース硬度5〜6
・乾燥、熱、衝撃に弱い


成分
 化学組成はSiO2・nH2Oで、成分中に10%(nが0.1前後ということ)ぐらいまでの水分を含む
 
 ・特有の蛋白光を持つものをノーブル・オパール(貴蛋白石、Noble Opal)といい、宝石として扱われる。また色によってブラック・オパール(黒蛋白石、Black Opal)、ファイア・オパール(火蛋白石、Fire Opal)と区別される。一般的にファイア・オパールは遊色のないオパールの事を示す。
・また光沢が不十分なものは普通蛋白石(Common Opal)、水分が蒸発したものを透蛋白石(Hydrophane)という。
・堆積岩中に埋没した樹木の幹や動物の遺骸と交代したものがあり、樹と交代したものを木蛋白石(Wood Opal)という。研磨するときれいな木目がでることから珍重されている。

トルマリン(電気石)

トルマリン(電気石−tourmaline
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特徴
・10月の誕生石
・日本名・電気石(でんきせき)と呼ばれている
・石言葉は、「希望」
・主に、ブラジル、スリランカ、アメリカなどで産出される
・色は、無色、紫、青、緑、黄色、褐色、赤、ピンク、黒など多彩な色合いがあり別々の石と考えられたため、色により名前が付けられている。

由来
トルマリンの語源はセイロンの現地語であるシンハリ語の「トルマリ」(turmali)からきている。これは、もともとイエロー・ジルコンの呼び名で、ジルコンとトルマリンが混合した石を呼ぶのにも使われていたが、それが誤ってトルマリンのみに用いられるようになったと言われている。


性質
・結晶を熱すると電気を帯びる
・モース硬度は、7〜7.5
・近年、トルマリンがマイナスイオンを発生し精神的、肉体的にリラックス、リフレッシュさせる効果があると宣伝され、一部で話題になった

成分
ケイ酸塩鉱物に属し、主にケイ素(Si)やアルミニウム(Al)・酸素(O)・ホウ素(B)から構成されている。また、そのほかの元素として、ナトリウム(Na)・マグネシウム(Mg)・カルシウム(Ca)・鉄(Fe)・フッ素(F)を含むことで、さまざまな名称となる。

・鉄電気石(schorl
NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。主に花崗岩や花崗岩質ペグマタイトに産する。
・苦土電気石(dravite
NaMg3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。主に変成岩中に産する。
・リシア電気石(elbaite
Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4。ペグマタイトに産する。
・オーレン電気石(olenite
Na1-xAl3Al6(BO3)3Si6O18(O,OH)4。
・鉄灰電気石(feruvite
CaFe3(Al5Mg)(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
・灰電気石(uvite
CaMg3(Al5Mg)(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
・フォイト電気石(foitite
Fe2AlAl6(BO3)3Si6O18(OH,F)4。
・苦土フォイト電気石(magnesiofoitite
Mg2AlAl6(BO3)3Si6O18(OH,F)4。山梨県で発見された新鉱物。
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